\事務に転職したい方へ/⇨リアルに有利な資格はコレです!
こんにちは。chippiです。
私は平日、普通の会社員として勤めています。
特に、企業の採用と、個人のキャリア支援の経験が長いです。
アラサーな私の友人たちも、人生の節目を迎え
「今の仕事ずっと続けるのしんどくて、事務職に転職したい」
「でも未経験だし、資格取った方がいいのかな?!」
と、よく相談をもらうようになってきたため、今回の記事を書いてみました。
目次
そもそも、「事務職」ってなに?
- 働き方を改善したい
- ワークライフバランスを整えたい
という女性層を中心に、
「事務職」は人気がある仕事です。
ただし、「事務職」と一言でいっても、仕事内容は様々。
営業事務や一般事務、医療事務に経理事務に人事事務・・・などなど。
なんとなく言えるのは
「事務職」=「社内の事務業務全般を担当する仕事」って感じですね。
細かな仕事の区分けを知りたい方は
転職サイトの「職種一覧」を見るとわかりやすいです。
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▼参考※下記で職種一覧をチェックできます。
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しかし、
「社内の事務業務全般を担当する仕事」といっても
「人事」や「経理」といった仕事は
一般的な「事務職」にはカテゴライズされず、
「別の高度な専門的な知識を有する仕事」、と扱われることが多いです。
ここからは誤解を恐れずに言えば、
「事務職」と呼ばれる仕事は、一般的に
「”専門性の高くない”事務業務全般」を指されてると思います。
※会社によって職務が異なりますので、あくまでも多数の一般企業に置いてです。
もちろん「専門性が高くない=簡単な仕事」では、ありません。
社内の様々な方とコミュニケーションをとったり
お客様の代理応対、変動しやすい業務を
優先順位をつけながら納期までに処理を少人数で対応していく
など、様々な能力が必要になります。
じゃあ、「事務職」に必要な資格って何だろう。
という話ですが、
先ほどあげたように
「事務職」は一般的に求められる専門スキルは高くないため、
仕事をするための資格は必要ありません。
あれ・・?
だったら今回の記事のテーマおかしくない?
って、なりますよね。
改めて、資格はある理由であった方が有利です!
次の項でお話しますね。
なぜ、資格が必要なのか?
結論からお伝えすると、
「仕事をするのに資格は必要ない」けれど、
「選考を勝ち抜くのに、資格があったほうが良い」という話です。
事例をあげると
例えば
- 都心勤務
- 年収350万年以上
- 定時退社可能
- 正社員
- 年休120日以上
の求人があった場合、
2019年7月の相場感覚では、1日で30件以上の応募が集まります。
採用枠は1名で、面接官の時間もあまり多くは避けない。
とすれば、書類選考の段階で、
その中から面接をできるだけの人数に選出しないといけません・・・。
想像しただけで、結構、大変ですよね・・・
「採用担当者は人を見極める力があるでしょ」
という声もきこえてきそうですが
実際、よっぽど継続して採用を繰り返してない限りは
採用担当者も書類での見極めは難しいです。
事務職の転職は「人柄重視採用」がほとんど。
ですが、まずはこの相場を理解し
書類選考段階で「企業から選ばれる理由」を作っておくことが最大の肝。
企業側は何かそれらしい
「選ぶ理由」をつけて、人を選定をしないといけない。
という心理をついて
「企業から選ばれやすい資格」をお伝えします。
書類選考で優位になる資格はコレ!
書類選考で、特に武器になる資格は下記です。
TOEICは言わずもがなの英語スキルで、
メーカーや商社、物流など海外と関わりのある会社には優位に働きます。
オススメは簿記3級の資格。
勉強時間は350〜500hが目安。
3級も、もちろん勉強は必要ですが、50〜100h程度が目安のため、
集中して勉強すれば、数カ月で資格取得が可能です。
また、簿記を取っておくことによって、
入社後も、経理業務など専門性高い職務も
割り振ってもらえる可能性もあり、
給料アップしやすい状況を作り出せます。
大変かもしれませんが
事務としての生涯年収を上げていくためにも
オススメしたい資格です。
この資格をとるくらいなら、職務経歴書に工夫した方が良い!
逆に、就職のためにとっても
あまり有利にならない資格もお伝えしておきます。
よく、インターネットで資格取得に有利だよと言われる
ですが、ぶっちゃけ企業から評価をされることは少ないです。
理由は、なんとなくで取得ができてしまうため、
実際に資格を持っていても実務レベルが全く見合っていない方が多く
MOSの資格のみでは能力を判断できないためです。
お金もかかりますし、
就職のために、この資格を取得するくらいであれば
- 「パワポで、顧客先提案資料を作成していた。資料づくり得意です」
- 「ピボットテーブルでカテゴリごとに売り上げデータを集計していました」
- 「マクロの勉強中です」
という実績をPRいただいた方が、確実に評価は高いです。
もちろん、自分のMOSスキルを向上をさせるために受験するのは
素晴らしいと思います。
あくまでも、資格を取得するだけでは実務能力に結びつかないんだなってことです。
まとめ
今回は、事務職に転職したい方に向けて、
ピンポイントに「資格」についてお話しました。
事務職は
実は事務でない仕事で積んで来られた能力を
発揮できる仕事でもあります。
競争率は高いですが、ぜひ自信を持ってトライしてみてください。